お口の機能検査

健康寿命を延ばせるよう
お口の機能検査をお勧めします。

お口の機能検査とは、咀嚼(そしゃく)、嚥下(えんげ)、発語など、口腔(こうくう)の運動機能が低下していないかを総合的に評価する検査です。

「口腔衛生状態」「口腔乾燥」「咬合力」「舌・口唇運動」「舌圧」「咀嚼」「嚥下」の7つの項目を専門的な機器や問診でチェックし、早期の機能低下(口腔機能低下症)を発見して改善につなげます。
歯周病や虫歯のリスク評価、食事のしやすさ、全身の健康(フレイル予防)にも繋がり、適切なトレーニングや管理を提案するために行われます。

口腔ケアが健康寿命を延ばす理由

  • 感染症予防: 口腔内の細菌を減らし、誤嚥性肺炎などのリスクを低減。
  • 栄養状態の改善: よく噛んで食べられることで、栄養不足を防ぎ、体力維持に繋がる。
  • QOL向上: 自信を持って会話でき、人との交流が増え、精神的な健康も保たれる。

これらのケアを習慣化し、歯科医のサポートも得ながらお口の健康を保つことが、健康で自立した生活(健康寿命)を長く続けるための鍵となります。

「オーラルフレイル」という新たな考え方

「オーラル(口腔)」と「フレイル(虚弱)」を組み合わせた言葉で、加齢などにより噛む・飲み込む・話すといった口の機能が低下し始める「ささいな衰え」の状態を指します。

この軽微な低下を放置すると、低栄養や要介護状態など、心身の機能低下につながる「負の連鎖」を引き起こす可能性があるため、早期の気づきと対策が重要とされています。

当院で実施している主な検査

舌の力の検査(舌圧測定)

舌の「押す力(最大舌圧)」を専用の測定器で数値化する検査で、食べ物を噛んだり、飲み込んだりする「摂食・嚥下機能」や「**構音機能(発音)」を客観的に評価するために行われます。
舌の筋力低下(低舌圧)は、加齢による「口腔機能低下症」のサインであり、むせやすさや誤嚥性肺炎のリスクを高めるため、口腔ケアやリハビリテーションの指標として重要です。

お口の水分検査(口腔乾燥度の測定)

口腔水分計(ムーカスなど)を使って舌にセンサーを当て、数秒で口腔内の乾燥度を数値化する検査です。
「ドライマウス(口腔乾燥症)」の診断や口腔機能低下症の評価に使われ、数値が低いと乾燥状態と診断されます。
虫歯や口臭のリスクを把握し適切なケアにつなげます。

オーラルディアドコキネシス(口腔機能測定)

舌口唇運動機能(巧緻性および速度)の検査の1つ。?「パ」、「タ」、「カ」のそれぞれの5秒間の発音回数を計測し、いずれかにおいて、1秒あたりの回数が6回未満であると、舌口唇運動機能低下と診断します。

咀嚼能力検査

ブドウ糖入りの特殊なグミを噛み、吐き出した液中の糖濃度を測定することで、かむ力や食物の粉砕能力を数値化し、口腔機能の低下を客観的に評価する検査です。

セルフチェックをしてみましょう

思い当たる症状がありましたら、お気軽に当院にご相談ください。